「ベーマガ」といっても某ベース○ールマガジンの略ではなく、ここでは電波新聞社のコンピュータ＆ゲーム雑誌「マイコン BASIC Magazine」のことを指しています。 プログラミング言語であるBASICによる投稿プログラムとゲーム関係の記事が掲載されています。

　「ベーマガ」は同じ電波新聞社から発行されていた「ラジオの製作」の別冊付録として登場しました。 当時は、マイコン（パソコンのことです）に標準搭載されていたBASICでプログラミングすることが多く、 コンピュータ雑誌には読者が投稿したプログラムがよく掲載されていました。 「ベーマガ」はそんな読者の投稿プログラムを集めた雑誌として1982年6月に付録から独立し創刊されました。 1983年11月号から突如付録がつきます。内容はゲーム専用の記事、しかもアーケードゲームでした。 これが1985年1月号から本誌に統合されます。前半のプログラム記事と後半のゲーム記事が分かれているのはこの名残です。

　残念ながら、2003年5月号をもって休刊になったそうです。創刊から約21年、多くのプログラマーそしてゲーマーを育てたと言っても過言ではないでしょう(^^; 本当にお世話になりました。

　一度は休刊になったベーマガですが、現在は「電子工作マガジン」の1コーナとして復活しています。もともと別冊付録だったのである意味原点回帰している感じでしょうか。 現在はワンボードマイコンであるIchigoJamのBASICプログラムを掲載しています。 ゲーム関連の記事はありませんが、くりひろし先生のマンガ「パソコンレクチャー」が掲載されていますよ。

　内容は子供にも理解できるように工夫がされていますので、電子工作に興味のある方、自分の子供を理系に進めたいお父さんお母さん、そしてベーマガ読者だった方は一度読んでみてはいかがでしょうか。