最終更新日 1998-11-28 2011-10-05追記
コンパクトフロッピーディスケット
1982~3年頃に売り出され(日立が積極的に押してたような)、シャープのX1DのFDDとして採用されたりしたが、コスト面?からシェア競争に負け消えていったフロッピー。
このディスクは最大両面で320KBの記憶容量がある(5インチ ミニフロッピーの2Dに相当)。
しかし、日立ベーシックマスター用のドライブは片面単密度(1S)を採用したため記録容量は片面約80KBで、A面とB面を入れ替えて使用する必要があった。
ちなみに大きさは、たて約10cm、よこ約8cm、厚さ約5mm。 3.5インチフロッピーディスクが、たて約9.4cm、よこ約9cm、厚さ約3mmなので、 ほぼ同じサイズである。厚みは3.5インチMOディスクより少し薄いかなという感じ。
各部分の名称を知りたい方は、左の図を選ぶと拡大された図が表示されます。
ディスクの上にある赤い点はライトプロテクトに使われる。A面B面それぞれにプロテクトをかけられるのはなかなか。赤い部分が見えるときは書き込み可能、この赤いタブを動かして穴を空けると書き込めない。
シャッターは3.5インチフロッピーと違い内部にあって、横の溝部分にあるプラスチックのスライダーを押し下げるとシャッターが開く仕組みになっている。
なお、1983年当時のディスク1枚の価格は¥1,300であった。
懐パソカタログ 日立 編
日立 ベーシックマスターレベル3マーク5